FAQs
スチューデントキットは、インカム通話だけに機能を絞った簡易版のユニットです。他のユニットとメッシュ通信で通話をするだけのモデルで、スピーカー・マイクが一体型のマウントになっています。インカム通話だけに機能を絞ったモデルのため、スマートフォンとの連携やアプリはご使用いただけません。
インストラクターセットに同梱されているインストラクター用(ホワイトのユニット)は、ノーマルユニットと比べて、付属品やハードウェアに違いはありませんが、インストラクター用にのみボイスコマンドでグループ全員のマイクをミュートする機能が付いております。スクールやツアーガイドなどで使用する際に、グループ接続されている生徒用ユニットのマイクをミュートし、インストラクターだけの声を一方的にすべてのメンバーに送ることができます。ボイスコマンドは「ヘイ カルド グループを消音」「ヘイ カルド グループの消音を解除」と話してください。
※メンバーが2人以上のグループに接続されていないと、本機能は働きません。
※本機能でマイクミュートされるのは、生徒用ユニットのみです。グループ内にインストラクター用ユニットまたはノーマルユニットがいる場合、それらはマイクミュートされません。
※本機能でマイクミュートした場合、生徒用ユニットはミュートボタンを操作しても反映されず、常にマイクがミュートされた状態になります。
※本機能でグループのマイクミュートをした後、一度インカムの電源を切って入れ直した場合も、グループのマイクミュートは継続されます。
※インストラクター用のマイクもミュートしたい場合は、本体ユニットのミュートボタンを押すか、ボイスコマンドで「ヘイカルド マイクをミュート」と話してください。
※グループ内にバイク用のPACKTALKが存在する場合、バイク用のマイクはミュートされません。
PACKTALK OUTDOORには、社外品の非純正アダプターは使用できません(挿しても音声が聞こえません)。同様に、非純正のUSB-Cプラグタイプの有線イヤホンも使用できません。
メーカー純正の「USB-C to 3.5mm オーディオ変換アダプター」をお買い求めください。
1. マイクミュートをオフに
マイクミュートがオンになっている場合があります。ノーマルユニットは本体右側、スチューデントキットは本体左側のボタンをもう1度押すと、マイクのミュートが解除されます。
2. インテリジェントノイズブロックのON/OFFをお試しください
アプリの設定→オーディオ設定→オーディオの詳細設定→「インテリジェントノイズブロック」をONまたはOFFに
※カルドのインカムは、外部環境音を遮断するため、一定のノイズキャンセリングを行っております。そのため、環境音が少ない屋内では、逆に自分の声が入りづらくなる場合があります。「インテリジェントノイズブロック」をオフにすると、声は入りやすくなりますが、その分環境音も拾いやすくなりますので、使用環境に合わせて変更してください。
3. マイクの取り付け位置を見直してください
アウトドア用のマイクは、無指向性マイクを使用しているため、口まわりの声を拾うような仕様になっております。自分の声が入りにくい場合は、あごよりも少し耳に近い位置にマイクを取り付けると、改善する場合があります。
4. ソフトウェアのアップデートを行ってください
DMCグループの中に、ソフトウェアのバージョンが違うユニットが混じっていると、マイクの入力が上手くいかない場合があります。
・ノーマルユニット(ブラック/ホワイト)は、スマートフォンのアプリまたはパソコンでアップデートできます
・スチューデントキット(オレンジ)は、パソコンでアップデートできます
・パソコンでのアップデートをするには、以下のカルド公式ウェブサイトにてパソコン版ソフト「Cardo Update」をダウンロードし、付属のUSBケーブルを使用してインカムをパソコンに接続してください。
https://cardosystems.com/pages/update
5. スマートフォンのOS側で「許可」してください。スマートフォン側のマイク設定画面で、「Cardo Connect」をオンにしてください。
6. 工場出荷時設定にリセットをお試しください。
7. 相手のインカムのスピーカー音量を上げてください。
8. 相手のスピーカー設置位置が正しいか確認ください。耳の穴の上にスピーカーが設置されていない場合、音が小さく聞こえる場合があります。
アーキサイトでは、以下の2製品でスピーカーとマイクの音声が使用できることを確認しております。
JBL ENDURANCE RUN2
https://jp.jbl.com/ENDURANCE-RUN-2-WIRED.html
Avantree E171
https://www.amazon.co.jp/dp/B078T9HFDJ/
スチューデントキットのみ、パソコンでのアップデートが必要となります。以下のカルド公式ウェブサイトにてパソコン版ソフト「Cardo Update」をダウンロードし、付属のUSBケーブルを使用してインカムをパソコンに接続してください。
https://cardosystems.com/pages/update
スチューデントキットは、スマートフォンとの接続ができないモデルのため、パソコンで設定を更新する必要があります。以下のカルド公式ウェブサイトにてパソコン版ソフト「Cardo Update」をダウンロードし、付属のUSBケーブルを使用してインカムをパソコンに接続してください。
https://cardosystems.com/pages/update
アップデートの更新画面にて、 「言語」をJapaneseと選択し、「ファームウェアの更新」を行ってください。
●アプリから行う場合
「カルドコネクト」アプリで「設定」→インカムモデル名をタップ→「工場出荷時設定にリセット」をタップ→「リセット」をタップ
●インカム本体から行う場合
1. 電源を入れておく
2. LEDが点滅している状態で、電源ボタン(右側)・メディアボタン(左側)・ホイール(中央)の押し込み 三つのボタンを5秒間長押し
3. リセットが正常に行われますと、紫色でランプが点滅し、その後電源が自動的に切れます
4. 電源を入れ、新品購入時と同様にペアリングや設定を行ってください
※設定や登録した全ての情報が削除されるため、再度設定が必要です。
各シリーズの「ヘルメット取り付けガイド」および取り付け方法の動画をご確認ください。
PACKTALK EDGE
ヘルメット取り付けガイド
https://archisite.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/CARDO-INSTALLATION-GUIDE-PACKTALK_EDGE_Scroll.pdf
取り付け方法動画
https://www.youtube.com/watch?v=7uKzgoLwoZY
取り付けイメージ
https://archisite.co.jp/wp-content/uploads/2023/07/Cardo_Packtalk_Edge_Helmet_Image.pdf
3.2
SENA製インカムとのインカムペアリングの簡略化
最新世代SENA製インカムとのインカムペアリングがとても簡単に行えるように改善されました。今まではSENA製インカムはユニバーサル接続でペアリングを行う必要がございましたが、このアップデートにより最新世代SENA製インカムの操作はSENA同士をペアリングする方法でCardoとSENAが接続することが可能となりました。
なおCardo側はインカムとのペアリング操作を行うだけで自動検知されます。
ペアリング方法
1. 両方の本体ユニットの電源を入れる
2. Cardoはインカムのペアリング操作を本体またはCardo Connectアプリで実施する
(本体LEDが赤色の高速点滅状態になる)
3. SENAはSENA同士のインカムのペアリング操作を実施する
4.CardoとSENAのペアリングが完了するまでお待ちいただく
5. ペアリングが完了すると、Cardo本体のLEDは青色LEDのゆっくりとした点滅に変わる
通話方法
1. ペアリングされた2台の電源を入れておく
2. どちらからでもいいので、インカム通話開始操作を実施する
3. ビープ音が鳴り、通話が開始される
4. 通話終了はインカム通話終了操作をどちらかで実施する
注意点
・こちらの機能はSENA側のチップがBluetooth4.1以下の機器は対象外となります。今までと同様にSENA側はユニバーサル接続を実施しご使用ください。
・音楽の共有を行うことは出来ません。
・iPhoneでは聞きながら通話することは出来ません。
・通話しながらの音楽再生は機器によって動作しない場合がございます。
・今回の接続はBluetooth接続となります。メッシュ接続は未対応です。
3.1
1.Android13(Tiramisu)のスマートフォンでの重大なバグの修正対応
Android13で発生しているBluetoothの脆弱性に伴うCardo Connectアプリの接続問題を解決することが可能となりました。Android13の場合アプリが立ち上がらないため、「いつでもアップデート」を行うことは出来ませんので、以下の2つの方法でアップデートをお願いいたします。
方法1:Android 13以外の携帯電話を経由する場合
1. 本体ユニットとiPhoneまたはAndroid13以外の携帯電話をペアリングする
2. カルドコネクトモバイルアプリのダウンロードとインストール
3. アプリを起動し、画面上の指示に従ってアップデートを実施する
方法2:ノートパソコン/デスクトップ接続による方法
1. WindowsまたはmacOSが動作するデスクトップまたはノートパソコンにUSBタイプCケーブル(箱に同梱されているものなど)を接続する
2. Cardo Updateを起動、画面の指示に従ってアップデートを実施する
2.風切り音のバグ修正
マイクから入ってくる風切り音が強く聞こえなくするようにバグを修正しました。
3.その他バグ修正
3.0
1.Open Bluetooth Intercom (Obi)への対応
本機は、Cardo、Midland、UClear の対応機器が相互にシームレスに通信できる業界横断的な新規格である Open Bluetooth Intercom (Obi) に対応しました。Obiは、対応機器とペアリングすると自動的に有効になります。
※Open Bluetooth Intercom(Obi)とは
Bluetooth対応のデバイス間で直接二重通信を行うために設計されたHFP(Bluetooth Handsfree Profile)のさまざまな拡張機能を特徴としており、Bluetoothインターコム市場における、異なるブランドの相互運用性を高めるものです。購入するインカムブランドを、ライダー仲間と合わせる必要がなくなります。
2.ユニバーサルペアリングの簡略化
他社Bluetoothインカムと、よりシームレスに接続できるようになりました。Cardoユニットは通常通り、Bluetoothモードでペアリングするだけです。他社インカムのユニットは、“ユニバーサルペアリング “を実施するだけでペアリングすることが可能です。もう、他社インカムとのペアリングで悩むことはありません。
※他社インカムにユニバーサルペアリング機能が搭載されていない場合、従来通り他社インカム側は「携帯電話とのペアリング」を行って下さい。
3.WeChat、WhatsApp、Skypeのボイスメッセージの改善
WeChat、WhatsApp、Skypeのアプリでボイスメッセージを再生する際バグがありましたが、改善されました。
4.無線機などの双方向ラジオの同時試聴
通常、Bluetooth対応の無線機をCardo製品に接続する場合(電話のペアリング経由)、他のチャンネルで通話中の無線機を聞くことができないか、タイムラグが発生していましたが、片方のチャンネルで通話中に、もう片方のチャンネルで電話/無線機の通話を開始または受信することが可能となりました。
(主な使用例として無線機のみを挙げております)
この機能を有効にするため、アプリ内に専用の項目を追加しました。
2.2
1. Freecom 4x のユーザーは、Packtalk Edge と同等の自然な音声操作のパフォーマンスを新たに向上させることができます。
2. 音楽とインカムのオーディオミキシングを改善しました!詳しくはカルドコネクトアプリ5.7リリースノートをご覧ください。
3. 左右のスピーカーを切り替えるオプションを追加しました。
4. 着信音の音量が小さい問題を解決しました。
5. 以下のようにTFTとの接続が改善されました:
- KTM TFTおよび他メーカーのTFTで、Hey Siriがシームレスに動作するようになりました。
- Ducati TFTおよび一部の他社製TFTに接続した際の通話音声に関する問題を解決。
- Ducati TFT および一部の他社製 TFT に接続した場合のペアリングに関する問題を解決しました。
- Ducati TFT および他社製 TFT 接続時の音楽再生に関する問題を解決。
6. ソフトウェアの改善は、バグの除去なしには完了しません。これでバイザーはきれいになり、問題なく使用できるはずです。

