FAQs
CardoのPACKTALK PRO/EDGE/NEOを、Insta360のカメラと接続することで、ツーリング中のグループ通話をワイヤレスで直接カメラに録音することができます。
グループメンバー全員がカルドのPACKTALKであれば(OUTDOORを除く)、メンバー全員の会話を録音することが可能です。
その際は、メッシュ通信(DMC)グループの中に、「ブリッジ」という機能を使って、DMC非対応のカメラをグループに入れるような形になります。
■Cardo 対象機種:
PACKTALK PRO、PACKTALK EDGE、PACKTALK NEO、
※PACKTALK OUTDOORは非対応です
■Insta360 対象機種:
Ace、Ace Pro、X4
Insta360 Ace/Ace Pro
https://www.insta360.com/jp/product/insta360-ace-pro#ace_specs
Insta360 X4
https://www.insta360.com/jp/product/insta360-x4#x4_specs
※Insta360 X3は非対応です
■接続方法(メンバー全員の声を録音する場合)
カルドのスマートフォンアプリを使用し、以下のAまたはBを行ってください。
A. DMCモードでインカム通話中に、「ライダーの追加」→「同乗者のペアリング」をしてカメラを接続
または、
B. BluetoothモードでライダーAにカメラをペアリング →DMCモードに切り替えて、インカム通話を開始 →「ブリッジ」
※カメラとのペアリング中は、ブリッジ操作を行ったインカムとスマートフォンとの通信が不安定になり、スマートフォンの音楽やナビ音声が途切れます。
Cardo メーカー公式動画
https://www.youtube.com/watch?v=oH5Vkk4YFsA
Cardo メーカー公式資料
https://archisite.co.jp/wp-content/uploads/2025/03/JP_Connectivity_Cheatsheets_for_Insta_360.pdf
Cardoでは、GoPRO HERO 12も接続を確認しております。
両社のメッシュでの接続方法はCardo公式動画を参照ください(英語のみ)。
■通信方法
CardoのメッシュとSENAのメッシュは互換性がないため、Bluetoothのユニバーサル接続を利用した「ブリッジ」という機能を使用します。
これは、メッシュ通信しているグループに非メッシュ機器(自社/他社含め)を参加させる機能で、Cardo PACKTALKとSENA メッシュ機種の両方がこの機能を備えております。
■操作方法
①CardoとSENAの両方を最新のファームウェアにアップデート
②CardoとSENAでお互いのメッシュ通信を行う
③CardoとSENAから1台ずつ選び、両者をBluetoothモードにしてペアリング
④CardoとSENAの両方をメッシュ通信に戻し、お互いのグループ通話がブリッジされていることを確認
※ブリッジしているCardoとSENAの機種が90メートル以上離れると、ブリッジは解除され両社のグループ通話は切断されます。
※距離が離れてブリッジが切断した後も、Cardo側は再接続の通信を送り続けるため(切断後5分間まで)、距離が近づけばボタンの操作なく再接続されます。
※PACKTALK OUTDOORは、ブリッジ機能に対応していないため、上記非対応です。
「PACKTALK」シリーズのみ、メッシュ通信(DMC)に対応しております。他社のBluetoothインカムや、カルドのSPIRITやFREECOMなどの非メッシュモデルをメッシュ通話に取り込みたい場合は、アプリで「ブリッジ」機能を使用します。
(PACKTALK 2台と他社インカム1台の場合)
1. PACKTALKを2台ともDMCモードにし、メッシュ通信できることを確認します。
2. 1台のPACKTALKをBluetoothモードに変更し、他社インカムとペアリングします。その際、カルドのアプリでは必ず「ライダーA」を選択してください。
※「ライダーB」では、「ブリッジ」が機能しません
3. 他社インカムと接続したPACKTALKをDMCモードに戻し、もう1台のPACKTALKと再びDMC接続します。
4. アプリで「ブリッジ」ボタンを押すと、ライダーAに接続されたインカムがDMCグループに接続されます。
※PACKTALK 1台につき、他社Bluetoothインカムを1台ブリッジすることができます。
※ブリッジ機能を使用すると、スマートフォンとPACKTALKの接続は切れる場合があります。
※PACKTALK OUTDOORは、ブリッジ機能に対応しておりません。
1.最初の設定で「許可しない」を選んでいる
アプリを立ち上げる際に表示される位置情報などの内容は、「許可」や「OK」を選択して頂いておりますでしょうか?こちらを全て「許可しない」と、インカム操作を行うためのBluetooth接続が行われず、アプリが使用出来なくなります。設定の方からアプリの内容を確認頂き、設定し直して下さい。
2.ウェアラブルウォッチの使用
最近広く使用されているウェアラブルウォッチですが、こちらをスマートフォンと連携している場合、同じコントロール機能を使用するためにアプリが立ち上がりません。一度ウェアラブルウォッチの電源を切ってから、アプリを立ち上げて頂くようお願い致します。
3. スマートフォンのBluetooth設定でペアリングが出来ていない
スマートフォンとインカムのペアリングは、まずiOSまたはAndroidのBluetooth設定画面でインカムをペアリングしてから(一般的なワイヤレスイヤホン等と同様)、カルドコネクトアプリを立ち上げてインカムを認識させます。Bluetoothペアリングをせずにアプリを立ち上げただけでは、インカムは認識されません。
4.カルドコネクト以外のアプリを、一度終了させて下さい
スマートフォンのBluetooth設定ではペアリング出来ているにもかかわらず、カルドのアプリではインカムが認識されない場合、他のアプリが邪魔をしている場合があります。この場合はまず一度スマートフォンを再起動し、立ち上げているアプリをすべて終了させてから、カルドのアプリだけを起動して、再度お試しください。
5. インカム側を「工場出荷時設定にリセット」してください
リセット方法は、製品ごとの質問集で確認してください。
6. スマートフォン側の過去のペアリング情報を削除してください
本体のリセットを行った後、一度ペアリングしたことのあるスマートフォンに再度繋ぐ場合は、iOSまたはAndroidのBluetooth設定画面で、前回接続した情報を一度削除してから、ペアリングを行ってください。
※その他のBluetooth機器や、電波を発しているものから離れてお試しください。
1. マイクの感度を上げてください
アプリの設定→オーディオ設定→「マイクの感度」を高に
2. インテリジェントノイズブロック のON/OFFをお試しください
アプリの設定→オーディオ設定→オーディオの詳細設定→「インテリジェントノイズブロック」をONまたはOFFに
3. マイクの取り付け位置を見直してください
カルドのマイクは指向性の高い(声を拾う範囲が狭い)ものを使用しているため、マイクの正面、または矢印(△のマーク)が必ず口元に来るように設置ください。取付位置は犬歯と犬歯の間で、なるべく口元にマイクを近づけるようにしてください。ケーブルマイクの場合はフルフェイスのチンガードに取り付けてください。特にジェットヘルメットなどオープンタイプのヘルメットでご使用の場合、風の影響を受けるため声が入りにくくなる場合があります。
また、特に外部の音が大きい環境では、ボソボソ話すような会話では反応しにくいため、はっきりとお話しください。マイクが不要な音声をカットするために、マイクのゲインを絞っています。
4. 製品には、ケーブルマイクとアームマイク、2種類のマイクが付属しております。もう片方のマイクでも反応がないか、お試しください。
5. スマートフォンのOS側で「許可」してください。スマートフォン側のマイク設定画面で、「Cardo Connect」をオンにしてください。
6. インカム本体のソフトウェアアップデートを行ってください。
7. 工場出荷時設定にリセットをお試しください。
8. 相手のインカムのスピーカー音量を上げてください。
9. 相手のスピーカー設置位置が正しいか確認ください。耳の穴の上にスピーカーが設置されていない場合、音が小さく聞こえる場合があります。
Cardoは無音声中の快適性向上のため、会話が途切れている際に相手側に必要のない雑音(風切音や排気音など)を流さないように、3秒程度無音状態が続くと音声をカットします。
この機能(機能名:インテリジェントノイズブロック)のON/OFFの選択が可能になりました。アプリの設定(歯車マーク)よりオーディオ詳細設定より変更してご使用ください。またマイクは唇に触れるぐらい近い位置にしていただき、声の大きさも大きめに話していただけると相手が聞こえやすくなります。
BluetoothインカムはBluetoothチップ一つにつきプロファイル(接続方式)を一つ使うことが出来ます。一つのチップで同じプロファイルの機器2つは接続することが出来ません。
■一般的なデバイスにおける、Bluetoothプロファイル
携帯電話:HFP
スマートフォンの音楽アプリ:A2DP
スマートフォンのナビアプリ:A2DP
他社インカム接続:HFP
■同時に機器を接続できない組み合わせ
A2DP …音楽とナビ
HFP …携帯通話と他社インカム接続
※なお、iOS機器はHFP(携帯通話)・A2DP(音楽・ナビの接続)の両方を一緒にBluetoothで繋げたり切ったりする仕様のため、使用状況によっては音楽やナビで使用しているA2DPのみを使用するという方法ができません。1つの接続方法に対して1つの機器動作となる様に接続してください。
Cardoと他社インカムを接続する際は、そのような挙動になるのは技術的に避けられない現象です。
他社インカム同士を接続する場合、お互いを携帯電話という認識(BluetoothのHSP/HFPプロファイル)で繋いでいます。その上でインカムとスマートフォンを繋いで、音楽を聴いたりナビ音声を聞きたい場合、音楽再生用のプロファイル(A2DP/AVRCP)でペアリング自体は可能ですが、特にiOSデバイス(iPhoneやiPad)をご使用の場合はiOSの仕様上、通信が不安定になってしまいます。カルド同士を繋ぐ場合であれば、ICPというインカム専用のBluetoothプロファイルを使用するため、カルドとスマートフォンの通信(電話や音楽再生)は安定して行うことができます。
1.携帯電話をインターネットに接続してください。(Wi-Fi接続を推奨)
2.アプリを再起動してください。
3.不要なその他のアプリを終了してください。
4.デバイス(携帯やインカム)のBluetoothのON/OFFをお試しください。
5.Bluetoothのペアリングを削除の上、再度接続してみてください。
6.デバイス(携帯やインカム)の電源を切って、再度電源を入れてください。
7.アプリの削除(アンインストール)、再度ダウンロード(インストール)をしてください。
8.「工場出荷時設定にリセット」を行い、再度ペアリングを行ってください。
●設定を変更してください。
新品購入時は、電波の設定が「世界」になっております。カルドのアプリ画面で、「設定」→「FM周波数」→「日本語」を選択してください。
その後、FMラジオ画面に戻っていただくと、76.0 MHzからラジオ聴収可能になります。
●アンテナについて
製品付属のスピーカーケーブルが、FMラジオのアンテナ代わりになっております。ヘルメットに取り付けする際は、頭の頂点を沿うようにケーブルを取り付けることで、受信感度が向上します。