FAQ Topic: Cardo
インカムがスマートフォンに「Scala rider」と表示されるのは、インカムがスマートフォンとのペアリングモードではなく、他のインカムとのペアリングモードになっている場合です。この方法でスマートフォンとペアリングしてしまうと、アプリにインカムが認識されません。
スマートフォンをペアリングする際は、本体ユニットの該当のボタンを長押しし(製品によって異なります)、スマートフォンのBluetooth設定画面で「SPIRIT」「FREECOM X」「PT EDGE」等と表示されることをご確認ください。
スマートフォンとのペアリング方法:
SPIRIT/SPIRIT HD …メディアボタン(>のマーク)を5秒長押し
FREECOM 2X/4X …モバイルボタン(電話のマーク)を5秒長押し
PACKTALK PRO/EDGE/NEO …モバイルボタン(電話のマーク)を5秒長押し
2024年11月にメーカーからアナウンスがあり、これまで同封されていたポケットガイドやヘルメット取り付けガイドなどを、地球環境保護の観点から同封しないこととなりました。日本国内では2024年冬ごろの出荷分より、このような仕様となります。誠に恐れ入りますが、各種マニュアルや詳細の保証規定は、カルドのアプリでご確認いただくか、弊社ウェブサイトの製品ページにてご確認ください。
カルド公式サイト ニュースページ
https://cardosystems.jp/news/paperless/
※保証規定の書類が同封されていないことによる、製品保証やカスタマーサポートへの変更はございません。保証に基づくカスタマーサポートをご希望の場合は、購入日・製品名・購入金額がわかる購入証明が必要となるため、店舗でのレシートや購入履歴を保管してください。
●説明書を弊社ウェブサイトで確認する方法
各製品ページの最下部に、下記のようにリンクしております。→各製品ページはコチラ
●説明書をカルドのアプリで確認する方法
ホーム画面 左上の「設定」→「ユーザーガイドとサポート」→各説明書へ
●カルド公式サイトにて確認する方法
下記ご案内ページから、該当製品のページに飛んでいただき、「Select language」で日本語を選択してください。
Cardo Systems – 日本公式サイトにて、パーツリストを公開しております。該当製品のパーツリストの中から、ご希望のパーツのNo.を確認いただき、各種オンラインショップで検索いただくか、カルドを取り扱いしている二輪用品店にご相談ください。
カルドのインカム本体ユニットは、販売代理店では修理ができない構造となっております。また製品を分解してしまうと、IP67取得(PACKTALK シリーズの場合)の防塵・防水性能が失われてしまうため、修理のサービスは行っておりません。
●設定をご確認ください。
iPhoneの「設定」→「Apple IntelligenceとSiri」または「Siriと検索」→「Cardo Connect」にて、各項目がオンになっていることを確認ください。
●Siriの発音を変えてみてください。
カルドのボイスコマンドは機能していて、Siriのみ機能しない場合、ハードウエア的な不具合はないと思われます。シリを起動するための、日本語でのコマンドは「ヘイシリ(Hey schiri)」という発音です。この発音でシリが起動しない場合は、少し発音の仕方を変えてお試しください。
●Hey Siriの認識テストを行ってください。
iPhoneの「設定」→「Apple IntelligenceとSiri」または「Siriと検索」→「”Hey Siri”を聞き取る」を一度オフにして、その後オンにすると、音声の認識テストが自動で走るようになっております。現在の声で改めて認識をやり直していただき、カルドを使用した際にも改善がみられるか、ご確認ください。認識テストは、静かな環境だけでなく屋外や環境音の大きい場所でもお試しください。
Siriの設定についてはApple公式サイトをご確認ください。
https://support.apple.com/ja-jp/105037
「PACKTALK」シリーズのみ、メッシュ通信(DMC)に対応しております。他社のBluetoothインカムや、カルドのSPIRITやFREECOMなどの非メッシュモデルをメッシュ通話に取り込みたい場合は、アプリで「ブリッジ」機能を使用します。
(PACKTALK 2台と他社インカム1台の場合)
1. PACKTALKを2台ともDMCモードにし、メッシュ通信できることを確認します。
2. 1台のPACKTALKをBluetoothモードに変更し、他社インカムとペアリングします。その際、カルドのアプリでは必ず「ライダーA」を選択してください。
※「ライダーB」では、「ブリッジ」が機能しません
3. 他社インカムと接続したPACKTALKをDMCモードに戻し、もう1台のPACKTALKと再びDMC接続します。
4. アプリで「ブリッジ」ボタンを押すと、ライダーAに接続されたインカムがDMCグループに接続されます。
※PACKTALK 1台につき、他社Bluetoothインカムを1台ブリッジすることができます。
※ブリッジ機能を使用すると、スマートフォンとPACKTALKの接続は切れる場合があります。
※PACKTALK OUTDOORは、ブリッジ機能に対応しておりません。
主な変更点は以下の通りです。詳細は各製品ページをご確認ください。
・Bluetooth バージョン:
4.1 → 5.2となり、Bluetooth 通話の安定性および、省電力化しました。
・アンテナ:
跳ね上げ式 → 内蔵式となり、手元操作での不安感が低減しました。
・DMCメッシュ通信:
第1世代 → 第2世代となり、インカム通話品質や通信安定性が向上しました。
・充電端子:
USB microB → Type-Cとなり、表裏がなく差し込みやすくなりました。
また、急速充電にも対応しました(20分の充電で、2時間使用可能)。
・ボイスコマンド:
日本語の認識率が向上しました。
・ソフトウェアアップデート:
パソコンで有線接続 → スマートフォンで無線アップデートが可能になりました。
両社のメッシュでの接続方法はCardo公式動画を参照ください(英語のみ)。
■通信方法
CardoのメッシュとSENAのメッシュは互換性がないため、Bluetoothのユニバーサル接続を利用した「ブリッジ」という機能を使用します。
これは、メッシュ通信しているグループに非メッシュ機器(自社/他社含め)を参加させる機能で、Cardo PACKTALKとSENA メッシュ機種の両方がこの機能を備えております。
■操作方法
①CardoとSENAの両方を最新のファームウェアにアップデート
②CardoとSENAでお互いのメッシュ通信を行う
③CardoとSENAから1台ずつ選び、両者をBluetoothモードにしてペアリング
④CardoとSENAの両方をメッシュ通信に戻し、お互いのグループ通話がブリッジされていることを確認
※ブリッジしているCardoとSENAの機種が90メートル以上離れると、ブリッジは解除され両社のグループ通話は切断されます。
※距離が離れてブリッジが切断した後も、Cardo側は再接続の通信を送り続けるため(切断後5分間まで)、距離が近づけばボタンの操作なく再接続されます。
※PACKTALK OUTDOORは、ブリッジ機能に対応していないため、上記非対応です。
Insta360 公式ウェブサイトに掲載の通り、Insta360のカメラ「Ace」「Ace Pro」「X4」はCardoのPACKTALK EDGEをサポートしております。
Insta360 Ace
https://www.insta360.com/jp/product/insta360-ace-pro#ace_specs
Insta360 X4
https://www.insta360.com/jp/product/insta360-x4#x4_specs
ユニバーサル接続機能(他社インカムをつなぐ場合と同じ繋ぎ方)を使用し、インカムのマイクを使用してワイヤレスでカメラに音声を録音することができます。
また、ツーリングメンバー全員がカルドのPACKTALKであれば、メンバー全員の会話を録音することも可能です。その際は、メッシュ通信(DMC)グループの中に、「ブリッジ」という機能を使って、DMC非対応のカメラをグループに入れるような形になります。
カルドのスマートフォンアプリを使用し、①または②を行ってください。
①DMCモードでインカム通話中に、「ライダーの追加」→「同乗者のペアリング」をしてカメラを接続
または、
②BluetoothモードでライダーAにカメラをペアリング →DMC通信に切り替え、メンバー全員を追加 →「ブリッジ」
※カメラとのペアリング中は、インカムとスマートフォンとの通信が不安定になり、音楽やナビ音声が途切れます。
Cardo公式のチュートリアル動画(英語のみ)も参照ください。
https://www.youtube.com/watch?v=o-KQNLJFiaA
Cardo側では、GoPRO HERO12も接続を確認しております。
https://www.youtube.com/watch?v=gLi3R18wYXg
※PACKTALK OUTDOORは、ブリッジ機能に対応していないため、上記非対応です。
●設定を変更してください。
新品購入時は、電波の設定が「世界」になっております。カルドのアプリ画面で、「設定」→「FM周波数」→「日本語」を選択してください。
その後、FMラジオ画面に戻っていただくと、76.0 MHzからラジオ聴収可能になります。
●アンテナについて
製品付属のスピーカーケーブルが、FMラジオのアンテナ代わりになっております。ヘルメットに取り付けする際は、頭の頂点を沿うようにケーブルを取り付けることで、受信感度が向上します。