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ホーム > FAQs > ARCHISS Maestro ファームウェア > Maestro FLのファームウェアの仕様変更について(2022.8)

Maestro FLのファームウェアの仕様変更について(2022.8)

ARCHISS Maestro ファームウェア
2022.08.15

2022年7月以降製造分より、Maestro FLファームウェア仕様を変更いたしました。注意点、変更内容、ファームウェアバージョンの確認方法、仕様変更以前のキーボードへのファームウェアの更新・変更方法について下記の通りご案内いたします。
 
 
 

【注意点】

・今回のファームウェア仕様変更は、機能追加・操作方法の変更になります。
・このファームウェアは、製品をリセットする目的のファームウェアではありません。不具合があった際は、ファームウェア上書きなどは絶対しないでください。キーボードの動作がおかしい場合は、取扱説明書やFAQご確認の上、まずはカスタマーサポートへお問い合わせください。
・現在の仕様で不都合がない場合や、変更が不要な場合は、ファームウェアアップデートを行う必要はありません。
・旧ファームウェア・新ファームウェアどちらもご用意しています。お客様の使用用途に合わせお選びください。
・キーボードのファームウェア保存領域の書換回数は無限ではありません。新旧のファームウェアを何度も上書きしなおすことは絶対にしないでください。最悪の場合はICが破損し、キーボードが使用できなくなります。その場合、修理不可で新品を再度購入していただくことになります。
・ファームウェアアップデーターの拡張子はexe形式でWindowsOSで実行可能です。macOSでの使用はできません。
・ファームウェア更新を行う際は、WindowsOSがインストールされたパソコンをご用意ください。macOS対応アップデータのリリース予定はございません。(ICがmacOSからのアップデートに対応していないため)
 
 
 

【変更内容】

1.macOS風最適化モード切替の際の、キーボードの操作方法を変更
【変更前】FnキーとEnterキーを同時に押す(Fn+Enter)
【変更後】FnキーとESCキーを同時に押す(Fn+ESC)

 
2.macOS風最適化モードに、F1~F12をマルチメディアキー等に変更しない“モード2”を新設
各モード下のmacOS LEDインジケータの点灯方法変更
※詳しくはマニュアル12~13ページをご確認ください。
 
3.通常モードおよびmacOS風最適化モードのマルチメディアキーのキーコードアサインを変更
(USB IF “HID Usage Tables Version1.3”規格書準拠)
※詳しくはマニュアル9、12~13ページをご確認ください。
 
4.日本語配列DIPスイッチ3番の仕様変更(※英語配列モデルは変更ありません)
【変更前】DIPスイッチ3番がONの時、Fnキーと左Windowsキーの位置を入れ替わる
【変更後】DIPスイッチ3番がONの時、Fnキーがメニュー(アプリケーションキー)へ切り替わる。(Fnキーは使用できなくなります)
 
5.GAMEモード(左Windowsキー、日本語配列のみ半角/全角キーのロック)へ切替する際の、キーボードの操作方法を変更
【変更前】Fnキーと左Windowsキーを同時に押す(Fn+左Win)
【変更後】FnキーとF5キーを同時に押す(Fn+F5)
※ macOS風最適化モードがONの時、GAMEモードはONにできません。
※ 変更に伴う、斜面Lock印字キーキャップのご提供は有償であってもできません。ご了承ください。

 
 
 

【ファームウェアバージョンの確認方法】

1.下記URLからZIPファイルをダウンロードし、解凍してください。
ダウンロードするファイルの、下記のように選択してください。
・キーボード背面のModel.Noが、AS-KBM04から始まる場合(英語配列モデル):AS_KBM04_V202.zip
・キーボード背面のModel.Noが、AS-KBM08から始まる場合(日本語配列モデル):AS_KBM08_V202.zip
 
2.ダウンロードしたZIPファイルを解凍してください。
解凍後のフォルダには下記のファイルが出力されます。
・英語配列モデル向けファイル名:AS_KBM04_V202.exe
・日本語配列モデル向けファイル名:AS_KBM08_V202.exe
ファームウェアバージョンを確認したいキーボードをUSBで直接パソコンに接続します。
接続後、対象のexeファイルを実行してください。
 
3.ファイルを実行すると、ARCHISS Firmware Updaterが起動します。
・英語配列モデル向けアップデータの場合は、“Maestro 104US IAP”
・日本語配列モデル向けアップデータの場合は、“Maestro 108JP IAP”
が中央の窓に表示されます。右上のConnectボタンをクリックします。

 
4.ARCHISS Firmware Updaterが正しくキーボードと接続されると、Result:Connectedとなり、Current Verisonに現在のファームウェアバージョンが表示されます。
新ファームウェアのバージョンは、V2.02になります。
Current Versionにそれ以外の表示(V1.13やV2.01など)が表示される場合は、旧ファームウェアが適用されています。
 
5.ファームウェア更新をしない場合は、右上の Xマークを押して、ARCHISS Firmware Updater閉じます。
※ResultにReset device…と表示され、ARCHISS Firmware Updaterが完全に閉じるまでは、キーボードはパソコンに接続したままにしてください。
ファームウェア更新を進めたい場合は、【キーボードへのファームウェアの更新・変更方法】の手順5に進んでください。
 
 
 

【キーボードへのファームウェアの更新・変更方法】

手順1~4は【ファームウェアバージョンの確認方法】と同じです。

5.Result:Connectedとなり、Current Verisonに現在のファームウェアバージョンが表示されていることを確認します。
右下のProgramのボタンをクリックします。クリックすると、ファームウェア更新が始まり、下のステータスバーが右方向に進みます。ファームアップデート中は、USBケーブルを外したり、パソコンをシャットダウンしないでください。

 
6.下のステータスバーが右端まで到達すると、Result:Operation successと表示され、更新が完了します。

 
7.正しく更新されているかどうかを確認するため、もう一度右上のConnectボタンをクリックします。
Result:Connectedとなり、Current VerisonがNew Versionと同じく、V2.02と表示されていれば、正しく更新されています。右上の Xマークを押して、ARCHISS Firmware Updater閉じます。
※ResultにReset device…と表示され、ARCHISS Firmware Updaterが完全に閉じるまでは、キーボードはパソコンに接続したままにしてください。
 
8.ARCHISS Firmware Updaterが閉じていることを確認したのち、USBケーブルを一度抜き挿しなおしてください。
 

【旧ファームウェアに戻したい場合】

旧タイプのファームウェア仕様に戻したい場合は、下記のファイルをお使いください。
旧ファームウェアのバージョン名は、“V1.13”です。更新方法は、新ファームウェアと同じです。
・英語配列モデル向け、旧ファームウェア(ZIP形式・解凍後実行してください):AS_KBM04_V113.zip
・日本語配列モデル向け、旧ファームウェア(ZIP形式・解凍後実行してください):AS_KBM08_V113.zip
※キーボードのファームウェア保存領域の書換回数は無限ではありません。新旧のファームウェアを何度も上書きしなおすことは絶対にしないでください。
最悪の場合はICが破損し、キーボードが使用できなくなります。その場合、修理不可で新品を再度購入していただくことになります。
 
 
 

【各ファームウェアごとの取扱説明書(ユーザーマニュアル)】

新旧ファームウェアで操作方法等が異なります。必ずマニュアルをご確認ください。
・旧ファームウェア(V1.13)取扱説明書:MaestroFL-WEBManual-ver1_0.pdf
・新ファームウェア(V2.02)取扱説明書:MaestroFL-Manual-ver202-web.pdf